SES企業で新規事業をやってみる。エンジニアのキャリアに与える影響について

雑記

お久しぶりです!
とても久しぶりすぎて、書き方を忘れてしまいました。笑
リハビリがてら、備忘記事なのでゆるく書こうと思います。

(気づいている人もいるかもしれないですが、「ゲスト」の投稿は私が書いているのではないのです。かなり久しぶり!
最近猫画像とか動画をよく見ているので、記事とまったく関係ないんですが画像は猫で統一してます。かわいい!)

今回は、SESをやっている会社での新規開発についての備忘。

始めたきっかけ。エンジニアにとってのキャリアのプレゼントができると思っていた

新規開発やりたいです

わかるよ。とてもわかる。
前から意見は聞いていたんですが、エンジニアで新規開発をやりたいという人が社内に結構な人数いました。

とはいえ、メンバー同士でプライベート開発している人たちもいたので、
やりたい人は勝手にやるもんなんだな~程度に考えていました。

やっている人たちは成長意欲が高いし、私もとても評価しています。
実際に成長していると思います。将来にも期待してます。

そんな中で、今回は会社として新規事業をやることにしてみました。

自社での新規開発をやることになったきっかけ

・エンジニアがやりたいと言っている。会社としてエンジニアに「良いキャリア」をプレゼントしたい。キャリアの提供ではなくて機会の提供のほうが本質的かもしれないけど。
・コロナ禍でたまたま出社停止になったエンジニアが数名いた
・会社がお金を出すことで体験できる「個人ではできない新規開発」というのもあるなぁ
・たまたま資金的な余裕ができた。ラッキー。
・採用広報のネタにもなるかなー

きっかけはこんなところなのですが、実は目的がありました。
それはエンジニアの成長です。

特に、新規開発をすることによって、メンバーが飛躍的に成長することに期待しています。

私は、特定のスキルは、新規開発で飛躍的に伸びると思っています。

新規開発でしか伸ばせないスキルもある。(とおもう)

誇張していうと、「新規開発でしか伸ばせないスキル」があるんじゃないかと思うんです。

新規開発で飛躍的に伸びるスキル
  • チームとしての一体感
  • 持っていたけど発揮されてこなかったリーダーシップ
  • 開発環境に対しての真の理解
  • 全体像を俯瞰する能力

とまぁゆるりと書き出してみたんですが、中核メンバーとしてイキれないと発揮できない能力や、
業務上では稀にしか使わないので経験が積みにくい能力なんかは特に伸びると思ってます。

初期設定とか最初の一回しかやらないし、プロジェクトのキックも1回しかやらないですもんね。会社によるとおもいますが。

新規開発はエンジニアにとって負となることもある。

じゃあ負の影響はなにかと。
今回本当に書きたかったのはこっちです。

新規事業をエンジニアがやってみて、短期的にはスキルが上がるようにみえるんですが、長期的に考えるとどうなんだろうと思っています。

もちろん新規開発の経験は陳腐化しないのでプラスになることは間違いないです。

ただ、もし新規開発したサービスがヒットしなかったらどうなるんだろう。

企画がいたとしてもヒットせず、1,2年でクローズするサービスなんてザラにあります。

面接をするときに、「新規開発の経験はある。ユーザー数とても少ないし、1年でクローズしたわービスを担当してました」と言われると、逆にマイナスの印象を抱きます。私なら。

もちろん、メインのお金になる仕事をやりながら新規開発するなら良いです。
「SESをベースとしている会社で、新規開発をやって、しかもそれが全く売上を出さずにクローズ」という情報だけをみると、
アサインされずにやることなくて新規事業をゆるく作ってたのかな」と思ってしまうわけです。

しかも個人開発レベルの開発環境だったんだろうなーとか勝手な憶測も始まります。

まとめ

まとめるつもりもないですごめんなさい。
全然まとまらないけど、今思っていることは書いてきた通りです。

ただ、自分のかわいがっているエンジニアにプレゼントできるものは、最終的には「エンジニアとしてのキャリア」が最高のプレゼントだと思っている私にとっては、今回の気づきは結構重要でした。

場合によっては、私が良いと思ってプレゼントした成長機会が、将来的に負の影響を与えるかもしれないんだなぁと。
今回はそれに気づけたので戒めのためにも備忘録。

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