
コロナウィルスの影響で来月からの契約を直前でキャンセルされちゃいました。
どうしたらよいですか?

相手の都合によって契約解除をお願いされることはまれにあるよ。
世の中全体の情勢もあるし、対応について一緒に考えよう。
- 入場前に契約解除されそうになっているSES営業、またはフリーランスエンジニア
- 入場前に契約解除をしようとしている企業の人事担当
入場前の契約解除はできるもの?
結論からいうと、入場前の契約解除はよくあります。

SESのエンジニアは入場先の企業からすると、臨時要員だよ。
いつでも切れるような枠として認識しているから、ちょっとしたことですぐに契約を解除(または契約更新しなかったり)するんだ。
正しく書くと「契約解除」ではなく、「契約解除の相談」をされることが多いです。
とはいえ、相談されてしまった場合は、入場先企業の意思によりますが、たいてい契約解除にいたります。
入場前の契約解除が発生する理由

たいていの場合は、
- 計画していた仕事がなくなった
- 予算の関係で支払えるお金がなくなった
のどちらかです。
どちらの場合もSES企業としても、案件元企業としても、入場して良いことはないので、通契約解除することが通常です。
計画していた仕事がなくなった場合
仕事がないと要員を入れてもなにもすることがありませんよね。
契約書に「やることがなくて早い時間に帰る(または帰らされる)」場合の特約があれば、その内容に従って処理します。
ですが、大抵の会社はこの特約を入れていません。
特約がない場合は、仮に入場させたとしても、勤務時間がみじかくなるので、人件費を回収することが難しくなります。
なので基本的には契約解除を認めるSES企業が多いでしょう。
予算の関係で支払えるお金がなくなった場合
この理由で契約解除する会社はあまりありません。
ないのですが、小規模の企業ですと、まれにあります。こういった企業は、人件費の回収も難しくなるので、こちらから入場をお断りさせて頂いたほうが良いでしょう。
ただし契約解除を無条件で行うのではなくて、発注されていた金額のうち、割合で解除料をいただく相談をしてください。
入場前に契約解除の相談をされたらどうする?
契約解除の相談をされたら、まずは契約内容を確認します。
- 契約内容を確認する(契約解除について記載があればそれに従う)
- 契約解除の理由を聞く
- 将来的に付き合いのある会社かどうか(将来的な収益を期待できるか)を確認する
とはいえ契約解除の理由であったり、契約獲得までの背景を確認してから上長(または代表)に相談してください。
上記はあくまで「上長相談する前の判断材料を集める」ための対応と考えてください。
入場前の契約解除に備えよう

契約解除されることは割とあります。
1件の契約であればそこまで気にする必要はないかもしれませんが、同時期に多数の契約解除が発生したら、経営や個人売上に大きな影響を与えますよね。
なので、契約書に、直前解約の条項を記載しておきましょう。
「本契約書の締結から、契約開始日までの間に契約を解除する場合は、契約単価の30%の金額を支払うことによって契約解除できるものとする」のような文言を入れることが一般的です。
(この文言はもともと不動産業界の文言みたいです。適宜調整してください。)
まとめ SESで契約解除の相談をされた場合は契約解除したほうが良い
- 基本的には契約を解除するしかない
- 契約解除の背景を確認してから上長または社長相談する
- 契約解除されることに備えて、契約書を改善しておく