SESやフリーランスの営業活動に必要なスキルシート。どこまで書けばよいのかわからないですよね。
特にフリーランスになったばかりのエンジニアやSES事業を始めたばかりのかたにとっては、どんなスキルシートを書けばよいのかもわからないのではないでしょうか?
今回はそんなスキルシートについて紹介していきます。
そもそもスキルシートの役割は?
スキルシートはレジュメや経歴書と同じもの
スキルシートはこれまでの経験してきた業務内容などが記載されている書面(またはデータ)です。
基本的にはレジュメや職務経歴書と思っていただいて問題ありません。
仕事を獲得することが目的
スキルシートの目的は案件を獲得することです。
案件の獲得には段階が2段階あります。
- 書類選考の突破
- 面談の突破
書類選考は特に①に威力を発揮します。以降で実際のスキルシートを参考に、詳しく見ていきましょう。
スキルシートの書き方
スキルシートのテンプレート
スキルシートのテンプレートのダウンロードはこちらから。
あくまで一般的なものとしての公開です。
つかみとなる略歴を書こう
経歴書の前半はつかみとなる部分です。
案件に合わせて内容を変更しましょう。
案件元に提出する前に、どのようなエンジニアが刺さるのかを確認してからスキルシートを編集してください。正解がわかっている状態で解答をしたほうが簡単ですよね。
プロジェクト詳細の書き方
プロジェクトの詳細は関わってきたプロジェクトをすべて記入しましょう。
採用をする側に立つとわかるのですが、同じようなスキルレベルのエンジニアがいた場合、案件の内容に近い経歴を持っている人を採用します。過去の経歴がどこで役に立つかわからないので、経験はすべて記入します。たとえば、ユーザーサポート経験であったとしても記載してください。業界理解があるという意味でプラスの評価をもらえます。
また、入場していた期間が3ヶ月以下の場合は、その退場理由が聞かれると思ってください。
短期の経歴があって、退場理由としてマイナス評価になりづらいのは以下の退場理由です。
- 入場時に短期のプロジェクトであるということが決まっていた。
- 想定よりも早く安定運用に持っていく仕組みを自分で作れ、次の良い案件の話が来た
短い経歴には必ず理由を準備します。短い経歴が多い方は、スキルシートに退場理由を記載しても良いかもしれませんね。
補足:スキルシート以外の書類が決め手になることもある
スキルシート以外の書類が選考突破の決め手になることがあります。
デザイナーやイラストレーターであればポートフォリオは用意しますよね。
エンジニアの場合は、これまでの開発製品を簡単にまとめておくと良いでしょう。
まとめるといっても、関わったサービスをすぐにブラウザなどで開けるようにしておけばOKです。担当した部分の開発において工夫した点や、特にうまく実装できたエピソードなどを準備しておきましょう。
まとめ
スキルシートについてご紹介しましたがいかがでしょうか?
スキルシートはあくまで、案件獲得のためのツールです。
目的にあったスキルシートを作りましょう。1つの書類で案件獲得ができるのであれば、相手に応じて変更するくらいの手間はかけても良いのかもしれませんね。
- スキルシートは案件獲得のツールである。
- 相手によってつかみの職務概要を変更したほうが良いことも。
- スキルシートは経歴をもれなく記載することが重要。