SES業界の情報収集

ノウハウ

あのSES企業が経営危機だ とかよくない噂を聞くことがあるんだよなぁ

本当だったら取引しないほうが良いんだろうけど、何を基準に噂を信じればいいんだろう?

SESは情報戦になることが多くあります。

情報が武器になる一方で、情報が多すぎて処理しきれなかったり、誤った情報に踊らされる人もいますよね。

そんな中で正しい情報をどうやって入手するのか、また、正しくない情報をどうやって弾いていくのかについて考えていきましょう。

今回記事のターゲット
  • SES業界の情報をただしく手に入れたいと思っている人
  • SES業界の情報は得ているが、情報の偏りに危機感を感じている人

SES業界の情報はなかなかでてこない

SESに関わる情報を探してもなかなかでてきません。

これだけSESにかかわる人がいるのに、なぜ情報が見つからないのでしょうか?

情報が公開されない理由

SESの情報が見つからないのには業界の特性に理由があります。

情報に秘匿性がある

SESの情報は、外部に簡単に公開してはいけない情報です。

そのため、インターネット上にはアップされません。

外部に公開しては行けない理由は、色々ありますが大きな理由は以下です。

SES情報を外部公開できない理由
  • 案件情報が公開されることで、案件元の企業が何をやろうとしているか周知されてしまう
  • 要員情報が公開されることで、要員自身の個人情報が筒抜けになってしまう

情報がお金になる

SESは情報戦なので、情報がキーとなってお金(売上)を作ることができます。

お金を作ることができる情報であれば、自分だけが知っている情報にしておいて、お金を稼いだほうが良いですよね?

お金を作れる情報と言うのは、他の人には言わずに、自分だけで独占したいわけです。

なので”お金儲けに直結するような”情報はでネット上にアップされません。

どんな情報を収集するのか考えよう

情報を得ることが難しいことは理解できたとおもいますが、だからといって、情報は取りに行かないと売上は作れませんよね。

情報を分解してみる

今回は情報の深さと、信憑姓の2軸で考えていきます。

今回は「深い情報」を「お金儲けにつながる」としているよ。

ただ、「深い情報」と言うのは状況によって変わってきます。
今のコロナのような状況だと、「お金を守る」ための情報も「お金儲けにつながる」「深い情報」であるといえるよね。

分解した情報がどこから入手できるのか考えてみる

こうやって考えると、情報収集の優先順位は

  1. 深い*信憑性高い(右上)
  2. 深い*信憑性低い(右下)
  3. 浅い*信憑性高い(左上)

の順になるのかなと思います。

※左下の象限はお金につながらさなそうなので収集するだけ時間のムダと言った感じ。
こういう情報は自然に入ってくるのでどうやって捨てるかを考えたほうが良いと思います。

補足1

ツイッターの情報やSES向けのマッチングサイトの情報はどこに分類されるんだろう?

情報の信憑性は”どこで発信されたか”ではなく、”誰が発信したか”を見ると良いよ。

ツイッターでも、信用できる情報とできない情報が混在してがいるんだ。
また、信用できる人が発信している内容であっても、事象の断片を切り取って表現していることがあるんだ。
ツイッターはその時の気分や勢いで書き込めちゃうからね。

どちらにしろ、受け取った情報は鵜呑みにせずに、一度精査するクセをつけていこう。

SESラボの情報も単なる1つの意見として捉えよう。

補足2

情報の考え方については理解できたけど、結局どこで情報収集すればいいんですか?

ざっくり説明するね。IRサイトなどについては自分で調べてね。

ツイッター

情報発信者に注意しよう。
特に「深い*信憑性低い(右下)」の情報が多くアップされている印象かな。
全体像については書いていなくて、事象の一部がかいてあるので、どうしても信憑性の低い情報になってしまう。
自分で情報補完したり、情報の見極めができるのであれば有用なツールになると思うよ

あとはその人がどの会社に所属しているかを見極める能力もあるとより活用できるかもしれないね

SES企業向けのSNS、マッチングサイト

SES企業が使うマッチングサイトがこれに該当するよ。

例えばSESナビ等が該当するね。
ランサーズ、クラウドワークスも一応この分類かな

SES営業同士の情報交換

SES営業同士で情報をもちよって情報交換会をすることはとても有用だよ。

深い情報が聞けるので、ここで得た情報を活かして契約受注につながることは多いよね。

ただ気をつけないといけないのは、ここでの情報は浅くなりがちなんだ。
みんな真にお金儲けにつながる情報は発信しないし、目先の契約のはなしばかりに終始することが多いよ。
本当に信頼できる営業であれば、業界や将来の売上、戦略について話し合う場を意図的につくったほうが良いだろうね。
その時はファシリテートできる人が必要になるかなぁ。

SES協会

SESを行っている人が加盟する協会があるんだ。

あくまで一例だけど、こんな協会があるよ。

協会に入ることで情報が共有されるはずだよ。
実は私はまだ入っていないし、この協会がどんなものかの調査も済んでいないので、参考程度にしてね。

SES企業が発案したSES協会があれば私も入ってみたいなぁ

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