これまでいろんな記事を書いてきましたが、エンジニアの採用についてあまり書いてこなかったので、備忘録として。
プロパーエンジニアの採用に対する個人的な考え方。

プロパーエンジニアを採用するにはリスクがつきもの。
これまで読んで頂いている方はご理解いただいているかもしませんが、私は個人的にプロパーエンジニアを抱えることについではネガティブです。
理由は以下です。
- 案件に決めることができない要員は固定費リスクにつながる
- 会社としての一体感が出しづらい(ブランディングや組織文化醸成がしづらい)
それでもプロパーエンジニアを採用しても良いと思う条件
とは言え、プロパーエンジニアを採用したほうが会社及び利益拡大という観点では大きなアドバンテージになることは理解しています。
このアドバンテージは、以下の点を武器として持っている会社であれば享受できるのだと思います。
- ロースキル案件に要員を決めることができる状況にある
- ブランディングや組織文化醸成ができる
私はこれまで採用というよりも事業戦略や営業企画、営業組織開発に注力してきました。
なので、私だけではどうしてもプロパーを抱えるという判断はできなかったのです。
とはいえ、エンジニアの採用は過去の仕事とコンサルとしていくつか実践してきました。
現時点でのエンジニア採用について記載します。
なお、採用は時流によって媒体等が変わってきます。この記事はあくまで考え方の参考にしてください。
エンジニア採用のやり方は事業会社でもSES会社でも基本は同じ

他社の例から学習しよう
DeNAのノウハウから学習する
DeNAで採用を担当していたかたのnoteです。
正直もうこれだけで採用はできるんじゃないかって思っています。
タスクリストが配布されているので、採用をやったことがない人でもエンジニアが採用できるようになります。
このシートに忠実に採用を行って下さい。
ただし、SESの場合は採用費用をかけることができないと思います。
なので、優先度は「年間10名まで (予算小)」(スプレッドシートのF列)を参考にしてください。
(最初からバイアウトを目的にSES事業を行っている人はこの方のnoteはすべて読んだほうがよいかと。単純に面白いです。)
SES企業から学習する
SES企業であるメイプルシステムズです。
採用単価は1人あたり39,725円とのこと。
この会社の参考になるところは、以下だと思っています。
- 公開されている情報が多い
- 費用をかけずにブランディング→採用している(採用担当すらも採用費用かけずに採用している)
- 他のSES企業との差別化が明確にできている(単価や商流をエンジニアに説明。高還元等)
- 扱いを間違えるとマイナスブランディングになるニュースすらもネタにできている
- youtube、エンジニア交流会などの接点創出に積極的
と、いろいろやっていて、しかもその内情も公開してくれているので非常に勉強になります。
個人的にとても勉強になったのはメイプルシステムズ人事の方のこの記事。
人事がSES事業をやる上での辛い部分、困惑するであろう部分がとてもリアルに書いてあります。ぜひご一読ください。
行いたい採用手法。低予算で採用する。
SESのエンジニア採用は結局のところいかに採用費用をかけずに採用人数を確保するかに尽きます。
これは以下の計算が成り立つのでそうせざるを得ないんですね。
(会社の利益)=(エンジニア人数)*(エンジニア一人当たり利益)
採用費用がかかると、「エンジニア一人当たり利益」から採用費用がマイナスされてしまうので、どうしても採用費用がかけれないんです。(利益がもっと大きかったら別なのですが、利益の出し方が単月利益*在籍月数になるので採用費用がかなりのインパクトにみえてしまいます。)
採用コストを比較的抑えた上でエンジニアの採用ができる方法は何でしょうか?
リファラル採用
いわゆる友達紹介です。
これは採用費用ゼロ円!
リファラルサービスなんかもありますが、サービス利用費用が意外にかかるので使用しないことが普通かな・・・
リファラルを増やすために以下を行うことが多いです。
- リファラルイベント(会社内部交流会)
- リファラルディナー(採用目的の飲み会。会社が費用を持つ)
- 技術勉強会(知人を読んでエンジニアの勉強会を行います。イベント後はたいてい懇親会有り。)
- リファラル面談(紹介してもらって通常の面接へ。紹介するときの文章などはレターの形で社員に配布。)
- リファラル採用インセンティブ(リファラル採用で10万円を紹介者に支給。DeNAは20万円、greeは15万円支給の制度あり。)
スカウトサービス
スカウトサービスは通常の採用(エージェント紹介などの金額。年俸の35%)よりも安いので、積極的に使いたいサービスです。
- Green
- ウォンテッドリーのDM(採用SNSなのですが実質スカウト機能があります)
- Qiita
スカウトする時のコツなのですが、会社のブランディングを一定行い、ターゲットを明確にしてから送りましょう。
ターゲットについては先述のDeNAの方のnoteを参考にしてください。
また、文面はメイプルシステムズさんが参考になると思います。
SNS
SNSはブランディング、ダイレクトメッセージにおいて効果を発揮します。意外にやっていないのがリンクトインでしょうか。以下サービスを使うことが多いです。
- リンクトイン
- ウォンテッドリー
- フェイスブック
SNSは実質スカウトサービスになっています。
ブランディングと合わせて積極的に使ってください。
先述のメイプルシステムズの記事ではウォンテッドリーのスカウト一本釣りがメインと書いてありました。
媒体
媒体は採用単価意外に安くおさえられるんですよね!
コツは、初回値引きとキャンペーンをうまく使うこと。
以下の媒体は期末タイミング等で掲載期間倍などのオプションも無料でつくことがあるのでぜひお試しください。
- リクナビネクスト
- @type
- マイナビ
未経験可の案件を多く持っている場合は、バイト求人サイトのほうが人間性良い方の採用ができた利します
- マイナビバイト
- タウンワーク
(最近はバイト市場はマイナビバイト一強です。初回値引きをあてにしてマイナビバイト→タウンワークの流れがおすすめ。)