戦略のないSES企業は淘汰される?SES企業の次の一手とは。

ノウハウ

最近SES企業の上場やオフィス増床等明るいニュースを聞く様になりました。

そんな明るいニュースを発信している会社はSES以外にどんな事業を行っているのか調べてみました!

SES企業が行う新規事業にはどんなものがあるのか調べてみる。

フリーランス支援サービス事業

フリーランスの雑務等を助けるサービスです。確定申告、請求書発行、福利厚生、保険などの様々な補助サービスがあります。

ランサーズ、クラウドワークス、ブランディングエンジニア、ギークス等が行っています。

他領域での人材事業

SESで使ったアセットを使用して事業を横展開します。ここで言うアセットとは、営業組織、WEBサイト等が該当します。

例えば、レバレジーズでは介護領域に進出し、現在注力事業として営業拠点を拡大しているところです。

メディア事業

キュレーションメディアを展開します。

よくあるのは、ターゲット設定をフリーランスエンジニアとしたキュレーションメディアですね。ドメインパワーもない中で検討しているのはブランディングエンジニアのMayonez(マヨネーズ)ではないでしょうか。最近はそれほど注力していないようですが、PVは一定数あるようです。

レバレジーズは teratailです。キュレーションメディアとは異なり、エンジニア版Yahoo知恵袋のようなメディアになっています。

教育事業

プログラミング教育の事業を行っている会社が複数あります。

教育というよりはプログラミングスクールと言ったほうが良いかもしれません。

まとめ

いくつか事業を調べましたが、SES事業を中核として行っている会社の事業は、最終的にエンジニアを確保するために行っている事業に見えます。

最終的にSES事業をマネタイズポイントとして設定し、そこに向けてエンジニアを獲得または育成することで売上創出しているのでしょう。

  • フリーランス支援サービス→フリーランスエンジニアの集客
  • 他領域の人材事業→採用に向けて自社開発サービスを持っているというブランディング(これは事業単体でも価値が出せると思いますのでちょっと違うかも)
  • メディア→エンジニアとの接点創出
  • 教育→エンジニアの育成。

会社の中で事業単位でサイクルを作り、事業拡大していくような戦略が見えてきます。

SES事業を行っている方は、次の手を積極的に仕掛けて行くことで、本業であるSESの成長につながるはずです。

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