ポートフォリオサービスの「foriio」が5000万円の資金調達をしたようです。
ポートフォリオサービスとは言っていますが、クリエイターのマッチングサービスのようです。
サービスの見た目はポートフォリオサービスであり、マネタイズはマッチングでするんでしょうね。
ユーザー集客機能としてポートフォリオサービスを提供して、マネタイズはマッチング。
これはリボンモデルのサービスを提供する会社としてはよくある構造だと思います。
転職サービスは転職クチコミサイトの登録からユーザーを流し込んだり、新卒就活サービスは、就活メディアや時間割アプリからユーザーを流し込みますからね。
さて、ポートフォリオサービスでカスタマーサイドのユーザーを獲得できることはわかるんだけど、クライアントサイドのユーザーを獲得できるのかという問いがあります。
類似するサービスではクライアントサイドの存在が顕在化しているので、「クライアントサイドを獲得することはできる」というのが前提に作られているサービスかと思います。
例えば、イラストレーターに聞いたのですが、仕事の依頼がpixiv上のメッセージからくるそうです。
他に同じようなターゲットとなるカスタマーを集めるためのサービスは、OpenES等もそうですね。履歴書の作成ツールですが、このツールの価値は「提供元のリクルートさんが人材紹介する際のカスタマー集客」にあります。
OpenESと同じ発想でサービスをつくるのであれば、今回資金調達できたforiioのポートフォリオサービスか、職務経歴書、スキルシートの作成サービスになるのではないでしょうか?
余談ですが、今後はNEWS系の記事は文字数少なめで更新していきます。
NEWS記事に関しては質より量を追うことにしました。
最新情報を公開したいのに、文章推敲して情報提供のタイミングを逃すことになりそうでして、しばらくはその運用にさせてください。