ギークス上場しましたね!
結構前の記事になってしまいますが、ギークスのIR資料を見ていきます。
個人的にですがギークスは思い入れがある企業です。
ギークスはクルーズという会社からMBOして設立した会社という認識でおります。
ギークスの曽根原社長は元クルーズの創業メンバーなんですね。
なので曽根原社長はクルーズ、ギークスと2社を創業者として上場させたことになります。
(間違っていたらご指摘ください。)
ギークスの業績は?
決算説明資料を見るに、営利で5.5億円/年出ているようです。
ギークスはゲーム事業であったり、ゴルフメディア事業であったり様々な事業をやっています。
SESでいくらになっているかというと・・・
5.6億円/年!
つまりは人材事業がギークスの収益の柱な訳ですね
人材事業だけで見たほうがギークスの業績よりも良いじゃないか、と言われそうですが、そこはベンチャー企業なので投資事業等あるのでしょう。
以下の資料をみて気になった数字は
- 利益率51.4%
- 単価108,164円(売上1,101百万円、受注人月10,179人月から)
利益率51.4%ってとんでもなく高い数字ですよね
ただ、資料をよく読んでみると、ここでの売上は、SES企業でいう粗利になっています
※売上は業務委託取扱高(顧客からの業務委託総額)より、ITフリーランスへの業務委託費を支払った差分を計上。
SESの業界平均単価が71万円と言われている中で、「 単価108,164円 」というのは妥当な数字だと思います。
取扱単価が71,000円の場合は、単価108,164円だと粗利率15%となります。
SESをやっている人たちからすると、「高めだけど達成できない数字ではないな」という印象かと思います。