業務委託の交通費。交渉のタイミングとは?

ノウハウ

フリーランスやSESで客先常駐をしていると、交通費が気になることはありませんか?

これまでの常駐場所よりも遠くに行くことになったときには、特に交通費が気になるもの。

今回はそんな客先常駐時の交通費についてしらべました。

そもそも業務委託に交通費は出るの?

業務委託契約では交通費はでない

基本的に業務委託に交通費は出ません。

クライアントは、業務委託の方が提供するスキルに対してお金を支払っています。

ですのでクライアントには通勤時間まで配慮する気は有りません。

所属の会社がある場合は、所属会社から支給される

SESなどで所属会社がある場合は所属会社から交通費が支給されます。

所属会社は、クライアントから交通費を含めた金額をもらっているので、交通費の出費は痛く有りません。

所属しているにも関わらず、交通費をもらえない場合は、雇用契約書や賃金規定、就業規則を確認することをおすすめします。知っている会社では、本来支払う契約になっていた交通費を支払っていなかったという問題がありました。

交通費が出る3パターン

基本的に交通費は出ませんが、交通費をもらえる場合があります。

交通費をもらう場合は、そのような契約にすることが必要です。

契約内容を変更できるタイミングがあるので以下の状況になった場合は交渉をしてみましょう。

契約時の交渉をできるとき

単価交渉の際に交渉しましょう。

  • 並行が入っているので、交通費を出してくれれば入場を確定できる
  • 今回の就業場所はエンジニア自宅からの距離は遠い。交通費がネックで入場が決められない

など、交渉は言い方次第です。クライアントによっては全く考慮してもらえないですが、ダメもとで契約交渉の最後に伝えてみましょう。意外にあっさり通ってしまうことがあります。

就業場所が変わったとき

同じ案件であっても、就業場所が変わることがあります。

これは最初の契約条件とは内容が変わるという状況なので、契約内容を交渉するタイミングになります。

特に、新たな就業場所が、エンジニアの自宅から遠くなった場合に交渉成功確率が上がります。

契約を継続更新するとき

契約を継続するときは交渉のタイミングです。現在の契約が一旦実質切れるタイミングなので交渉しましょう。

このタイミングは交通費だけではなく、単価アップの交渉もしてください。

新たなエンジニアと契約して、キャッチアップの時間を取るよりは、今いるエンジニアにお金を追加で払ったほうがクライアントとしては安上がりです。

このタイミングでは必ず交渉してください。

まとめ 交通費を獲得するのは契約のタイミング

交通費を獲得するタイミングは、必ず契約を結ぶタイミングになります。

交通費は契約条件の中に入っていますからね。

ですので契約更新のタイミングは、単価と期間だけではなく、交通費も交渉項目の中に入れておきましょう。案外あっさり支払ってもらえるかもしれません。

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